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十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

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十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

ぷる
(2004/03/03 01:04)No. 292

うちの親父も飲んでいる漢方のエキス剤を紹介するのに
メモ程度に情報を集めてみました。

以前にも投稿したとおり、体の免疫力を強化する作用があり
MRSAなどに有効でした。

今まで、どっかに入院したときは、病院の看護状態が悪いのもあり
すぐに熱を出していたけれども
これを飲むようになってから、誤嚥性肺炎などによる熱は出ていません。

十全大補湯は、ガンなどの補剤として利用されているだけでなく
うつ病の治療にも応用されているようなので
ここを見ている寝たきりになってしまうような神経系の病気の人に
おすすめの薬です。


★十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)

胃腸を丈夫にして、血液を補い、体を温めて血行を良くする働きがあります。
疲れやすく冷え性で貧血気味の方でしたら男女共通で効果が期待できます。


漢 方 散 歩 道 11
http://village.infoweb.ne.jp/~kojindo/sampo/01-11.htm

 何となく体調がすぐれず、悩んだあげく病院に検査を受けに行ったものの、
検査結果に異常はなく、不本意ながら「体調は良くないが病気ではない」ことに
納得せざるえなかった経験をお持ちの方はいませんか。
人間も動物ですから身の危険を察知する能力を備えています。
何となく体調がすぐれないのは、身体から発せられるサインを感じている状態とも考えられます。
漢方ではよく「未病を治す(みびょうをちす)」と言います。
「病気になる前に病気を治す」と言う意味です。「予防医学」と考えてもよいでしょう。
 こんな時には、漢方薬でひとまず身体を補ってみましょう。
何かが足りないから、体調不良を感じていることが多いからです。
十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)という便利な漢方薬があります。
何となく体調がすぐれないときに効果を発揮します。

(1)「何となく」の状態

・何となく 疲れがとれない
・何となく 肌の調子がよくない
・何となく 食欲がわかない
・何となく 貧血のような気がする
・何となく 精神的に疲れる

「何となく貧血のような気がする」とは、立ちくらみなどを感じることが
しばしばあるにもかかわらず、検査に異常がない状態です。女性に多くみられます。


(2)十全大補湯でみんな治る?

十全大補湯は10種類の薬物から構成された漢方薬です。
10種類の薬物だから「十全」なのではありません。
「十全」とは「十人中十人が治る」という意味をもった熟語なのです。
なんとすごいネーミングなのでしょう。
もちろんすべての人に効果がある漢方薬などありませんが、
十全大補湯は多くの人に応用できる漢方薬です。

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もう生活習慣病に負けない
補剤の使い方
http://www.nikkankyo.org/seminar/vol6/pamphlet/06.html

 生活習慣病が進行すると、基本的な生命機能を維持する体力がしだいに
低下して、なんとなくだるい、食欲がない、疲れやすいといったぼんやり
とした上体が続くようになります。こういう生命機能の低下はホルモン分
泌、血液の流れ、神経、免疫などの機能低下が複雑に影響しあって起きて
いる、治療が難しい状態です。
 こういう状態に対して、西洋医学的な検査をしても、はっきりした原因
がみつからず、多くは原因不明とされてしまいます。西洋医学は悪いとこ
ろを取り去ることに優れた力を発揮しますが、体力の衰えといった、何か
が足りない状態に対して効果的な治療法がないのです。
 これに対して漢方では、足りないものを補う治療法が確立しています。
そいういう場合に使う漢方薬を、補剤といいます。
 代表的な補剤としては、十全大補湯【ジュウゼンタイホトウ】や補中益
気湯【ホチュウエッキトウ】があります。どちらも病後、術後の体力低下
や虚弱体質などに用いられますが、一般に、皮膚が乾燥して顔色が悪く、
貧血傾向がある場合は十全大補湯を、食後眠くなる、食事が砂を噛んでい
るようでおいしく感じられないという時は、補中益気湯といった使い分け
をします。
 また、補腎薬も大きな意味で補剤の仲間ともいえます。
 十全大補湯や補中益気湯が免疫力なども含めた全般的な体力、生命機
能の不足を補うものであるのに対し、牛車腎気丸や八味地黄丸は精力など
のエネルギーの不足を補うものということができます。

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以下は、「安心」2001年9月号の永久保存別冊付録[ガン撃退大辞典]に掲載された記事です。
http://www.d9.dion.ne.jp/~shohei-c/gan.html

ガンの増殖を抑えて弱った体の免疫力を高めてガンを撃退する「十全大補
湯」

20年以上たっても転移・再発はなし
 ガンは現代社会において最も恐れられている病気の一つです。ガン発生のメカニズムは、
残念なことにまだすべて解明されてはいませんが、細菌感染のようによそから原因がもたら
されるものではありません。もともと人間の体内にあった正常な細胞が、なにかのきっかけ
で、あるときガンに変わるのです。
 それには親から受け継いだ遺伝子も関係しているでしょうし、細胞のガン化を促す環境的
な要因も関係しています。たとえば、ガンになりやすい遺伝子を持った人が、不摂生な生活
をしたり、化学物質の汚染にさらされたりなどしたとき、条件が整ってガンが発生するので
す。
 やっかいなことに、ガンには無制限に増殖し、転移するという性質があります。このた
め、ほうっておくと正常な細胞がどんどんガン化し、やがて人体を侵害して、死に至らしめ
るのです。ですから、ガンはなるべく早く発見し、小さいうちに手術などで取り除いてしま
うのが、いちばんの治療だといえます。
 ところが、ガンの種類や進行状況によっては、手術も簡単ではありません。ときにはガン
を完全に取ることができないこともあります。さらに、それをやっつけようと、手術後の弱
った体に放射線や抗ガン剤などで負担をかけ、余計に体力を消耗させることもあります。こ
のように、なかなかひとすじ縄ではいかないところに、ガン治療の難しさがあるのです。
 したがって、漢方薬の出番は意外にたくさんあります。まずは、抗ガン剤や放射線治療の
副作用を少なくするのに役立ちます。抗ガン剤や放射線といっしょに漢方薬を使うと、副作
用が軽減されるのです。
 次に、免疫力(体内に病原体が侵入しても発病を抑える力)を高め、体力の回復を手助け
するのに役立ちます。せっかく手術でガンを取り除くことができても、体力の消耗に耐えき
れないのでは、元も子もありません。漢方薬の免疫賦活作用は広く認められており、弱った
体を元気にするのは得意な分野です。
 三つめは、直接ガン細胞に働きかけて増殖を抑え、移転を防ぐのに役立つということで
す。これはネズミの実験ですが、ふだんから漢方薬を飲ませていると発ガンしにくいという
データが出ています。
 また、同様にネズミの実験でのデータですが、ガンになってからでも、漢方薬を飲ませる
と進行しにくくなります。さらに、肝臓に転移する性質を持つ大腸ガンを人為的につくった
場合でも、漢方薬を飲ませると転移しないですむのです。動物実験の結果が必ずしも人間に
当てはまるとはいえませんが、似たような効果はかなり期待できるはずです。
 では、このようにガンを不利な立場に追い込み、人体を有利な立場に導く漢方薬はなにか
というと、その第一選択は十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)です。十全大補湯は免疫力
を高め、全身の状態をよくするだけでなく、すぐれた抗腫瘍作用を持っています。十全大補
湯は人参や黄耆など10種類の生薬(漢方薬の原材料)からできていますが、調べてみると、
このうちの4種類を組み合わせた四物湯(しもつとう)に、とくに抗ガン効果があります。
 しかし、なぜか四物湯を用いるより、あと6種類の生薬をあわせて十全大補湯にしたほう
が、より強力な抗ガン効果が得られるのです。昔からよいとされている処方には、まだ科学
では解明できない組み合わせの妙があるということでしょう。また、肺ガンなど呼吸器系の
ガンなら、補中益気湯(ほちゅうえっきとう)も適しています。
 では、ここで私の臨床例をご紹介しましょう。胃ガンが増殖し、49歳のときに胃と脾臓す
べて、膵臓の半分と大腸の一部を切除する大手術を受けたAさん(男性)は、手術後、体力
と食欲が落ちたうえに下痢が続き、一時は回復が危ぶまれたほどでした。しかし、十全大補
湯を中心に、補中益気湯などを組み合わせながら飲んでもらったところ、みごとに持ち直し
たのです。社会復帰も果たし、手術後20年以上たついまでも、転移・再発もなく元気に暮ら
しています。
 ほかにも、甲状腺ガンが肺に転移したにもかかわらず、普通の生活を送り、6年目に突入
した人や、縦隔(左右の肺の胸膜腔にはさまれた胸部の中央部分)に取りきれなかった腺ガ
ンが残っているのに、再発もせず5年が過ぎた人など、漢方薬を飲みながらガンと共存して
いる例が多くあります。また、私の友人で、肺ガンになったのに手術せず、漢方薬などを飲
みながら10年くらい元気に仕事をしている医師もいます。
 このように、漢方薬はガンの治療に高い効果をあげています。ですから、ガンになっても
いたずらに落ち込まず、希望を持って治療を受けましょう。そしてそのさいの選択肢とし
て、漢方薬での治療もぜひ検討してみてください。

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副作用関連情報

【注意する人】

食欲不振や吐き気、嘔吐や下痢など、胃腸の弱っている人は慎重に用いる必要があります。


【飲み合わせ・食べ合わせ】

芍薬甘草湯など甘草を含む他の漢方薬といっしょに飲むときは、
「偽アルドステロン症」の副作用 に注意が必要です。

飲み合わせに注意..甘草含有製剤、グリチルリチン(グリチロン等)など。

【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください

偽アルドステロン症..だるい、血圧上昇、むくみ、体重増加、手足のしびれ・痛み、
筋肉のぴくつき・ふるえ、力が入らない、低カリウム血症。
肝臓の重い症状..だるい、食欲不振、吐き気、発熱、発疹、
かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が褐色。

【その他】

胃の不快感、食欲不振、吐き気、吐く、下痢
発疹、発赤、かゆみ

うつ病の漢方治療について Re:292
ぷる(2004/03/03 01:05)No. 293 削除

うつ病の漢方治療について

http://www.nakaoclinic.ne.jp/disorders/dep2_6.html

中等度以上のうつ病では、もちろん抗うつ薬による治療が基本となりま
す。しかし、うつ病では、不眠が続いたり、自律神経のバランスが乱れ
た状態が続いたりで、心身共に消耗していると考えられます。このよう
な観点から、体力を回復する目的で補剤と呼ばれる漢方薬を抗うつ薬に
併用すると効果的な場合がよくあります。補剤として、補中益気湯(ほ
ちゅうえっきとう)、十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)、帰脾湯(きひとう)
などの処方がよく使われます。

 自律神経系の調節作用を期待して、気剤である半夏厚朴湯(はんげこう
ぼくとう)や茯苓飲合半夏厚朴湯(ぶくりょういんごうはんげこうぼくとう)も
よく用いられます。これらの処方は、抑うつ状態のみならず不安やパニ
ック障害にも効果的です。漢方の診断法の一つに、舌の状態を観察する
舌診という漢方独自の診断法がありますが、舌の苔(舌苔)が白く厚い
場合に適用があるといわれています。

 漢方治療は、うつ病に伴う身体症状の改善にも効果的な場合が多くあ
ります。例えば、喉の閉塞感や不快感には、先ほど述べた半夏厚朴湯が
よくききます。うつ病に伴う頭痛では、釣藤散(ちょうとうさん)が効果
的な場合があります。めまいには、苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう
)や半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)、あるいはその合方
が有効です。

 軽症のうつ病の場合、漢方治療のみでもかなりの効果がある場合も珍
しくありません。先に述べました半夏厚朴湯や茯苓飲合半夏厚朴湯も
良い処方ですが、疲労感が強い慢性の軽症うつ病では、補中益気湯や十
全大補湯がよく使われます。

 産後にみられるうつ病では、環境の変化や子育てに対する不安などの
の要因以外に、出産に伴う消耗やホルモンバランスの急速な変化という
要因も重要だと考えられます。母乳で子育てをする場合は、抗うつ薬は
使えません。なぜなら、母乳を介して抗うつ薬が乳児の体内に入ってし
まう恐れがあるからです。このようなときに、漢方薬の使用を考えま
す。

 マタニティー・ブルーでは、香蘇散(こうそさん)や女神散(にょしん
さん)がよく使われます。産後の衰弱が強いときは、当帰建中湯(とうき
けんちゅうとう)や帰調血飲(きゅうきちょうけついん)が良い処方です。
しかし、うつ状態が強いとき、あるいは幻覚や妄想といった精神症状を
伴うときは、母乳を中止して抗うつ薬や抗精神薬による治療を行わなけ
ればなりません。

 月経前症候群(PMS)や月経前不機嫌性障害(PMDD)も漢方治療が得意とす
る分野です。体質に応じて、当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)、桂枝
茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、帰調血飲、桃核承気湯(とうかくじょ
うきとう)などを使用します。エキス剤にはありませんが、折衝飲(せっ
しょういん)もよい処方です。

 更年期障害の症状とうつ病の症状は、区別が案外難しいのですが、更
年期における不定愁訴には、加味逍遙散(かみしょうようさん)がよく使
われます。抑うつ気分が強い場合は、茯苓飲合半夏厚朴湯を用いま
す。のぼせには、女神散や黄連解毒湯(おうれんげどくとう)がよく使わ
れます。




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